イラストレーターSenJ4のブログ■女性イラスト・水彩画・キャラクタ・建築パース/鳥瞰図・エアブラシなどGalleryでOver800点〜の幅広いタッチを掲載し、お仕事を承り中!素材集もOK♪
  
お役所のイラスト
広告&イラスト業界
■みなさんはお役所でパンフやリーフレットなんか手に取って中を見たことありますか!?
イラストレーターの仕事場にもいろいろあるけれど、案外知られていないのがお役所関係の案内告知や公共事業のために描くイラスト。

お役所というのはモノを売るために広告を出すわけではない。つまり公共広告ってわけ。
広く一般の人達にお知らせをしたり、理解を得るために、国から得た予算枠内で告知用のポスターやパンフレット、リーフレットなどを製作したり、公共事業(道路整備。農業整備、公園整備、港湾整備などの整備事業)の完成予想図やそれに関わる印刷物などを製作する。

お役所のお仕事



ただし、毎年3月一杯で予算を全部使い切らないといけない! 何故か!?
来年度(4月〜翌3月)の予算を確保するためだ。

■「今年はおまえのところは予算が余ってるな、だったら来年度は予算を少し削ってもいいな!?」
と言うのかどうかわからないが、使い切らないと新たに予算をアップしたり、もらえなくなってしまう。
なので、年度末は やたら仕事が増える。つまり残ってる予算を使い切るためにわざわざ作らなくても良いものまで作って予算を消化してしまうワケなんだね。普段みなさんも、最近いやに道路工事が多いなぁ・・・なんて思うことも多いと思う。なんでわざわざ寒い冬、しかも北国なんて雪が積もってるのに、ってね。
恐ろしい感覚でしょう?この予算は国民の「税金」で賄ってるんだよ!

でもね、公共工事に依存するな!なんて巷ではよく言ってるけれど、これで仕事をもらって生活してる人たちが大勢居るってことも忘れないで欲しい。イラストレーターもその中の一部だしね。。

■更に 不思議な感覚がある。公務員は転勤があるのが当たり前。転勤するたびにどんどん昇格していくわけだが、普通は「引き継ぎ」というものを会社組織なら次の担当者にするよね!?
お役所関係の方達は それをしないことが多い。多い人は1年ごとにあっちこっちへ移動になり、せっかく築き上げた仕事の関係もチョン!!新たな担当者の所へ行くと「あんた達は誰だい!?」ということになり、また一から営業を始めて関係を築き上げなくてはならなくなるんだ。
私は直接に仕事を受けることはしないので 代理店や印刷会社の営業といっしょに打ち合わせに行くことが多い。
担当の営業の人は 大変だよね。。

そしていくと必ず 机の上にたくさんの名詞が積み重なっている。
ほとんどが印刷屋さんや営業の人の名詞だ! 特に地方に行くと多い。
これには理由があって、いかに毎日のように来てせっせと営業をしているかを教えるためと仕事を受注するため。
そしてもらった本人は「今日はこれだけ来たぞ」みたいに誇示する人も中には居るから不思議だ。
だからお役所関係の方達と繋がったら 営業さんは転勤先まで追っかけて営業をする。すごいよね!

まぁ、仕事的には広告業界ではないのでメジャーではないけれど ピンからキリまで仕事はある。
漫画っぽいものから完成予想図、3DCGまでいろいろある。
相手はほとんど素人なので イラストレーターとしては面白いかもしれないよ。
ただ、その世界に入る事自体が容易ではないけれどね。。
イラストを描く仕事は 広告・出版・電波媒体・Webだけでは無いってことを知っておこう。
■広告・出版業界で活動中のイラストレーターSenJ4のコラム by | comments(0) | trackbacks(0) |
プロの業界の実態 とは
広告&イラスト業界
今夏、初のハードボイルド小説の単行本のカバーイラスト(表紙)を描くことになった訳ですが、
今まで多くの出版関係の仕事もこなしてきて 広告の世界と比較して感じた事があります。

イラストレーターを目指すほとんどの皆さんは、何故、イラストの仕事というとまずは出版社に足を運ぶのでしょうか?
『だって、描いたイラストが本に掲載されるって嬉しいし、永久に残るし....それにイラストが使われる業界と言ったら「本」とか「雑誌」の出版社じゃないの!?』と思ってるアナタは損してます。

何故か?それについてのお話をしてみましょう。これはかなり役立つ話でしょう。

元々私はイラストレーターは広告業界で活躍するものだと最初から思って、芸大を卒業した後は広告代理店や広告プロダクションへしか売り込みに行った事はないんです。
それは芸大時代の先生(現役のイラストレーターやデザイナー)達から現場の話を聞いていたからで、当時の先生が個展を開かれた時のことです...
『このB1ポスターのスーパーリアルイラストのギャラってどのくらいかわかるか?』と聞かれた時に数字を聞いて驚きました。確かに名前の通った著名な方だったので当たり前なのかもしれませんが、学生の私には驚く金額でした。
そこで、当然プロになったら広告業界で活躍するんだ!と自然に思っていた訳です。

私は卒業後、某プロダクションに入社し独立してフリーランスの現在に至るまでずっと広告用のイラストだけ描いて来ましたが、最近ネットを通して出版関係の仕事もするようになって 一番驚いたのがギャラです。
...えっ?...と思いました。(^_^;)



特に新鋭の方はネットを通して一番オファーがよく来るのは「フリー素材集」本の仕事だと思います。
仕事が来た事がとても嬉しくて喜ぶでしょうが、この仕事、単価は安いのに点数が膨大で 時間的にもかなりの悲鳴を上げることになるでしょう。
なにせ、素材集はいろんなタッチを掲載するために数多くのクリエイターを起用します。
そこで、低予算の中で描いてくれる人を捜す時に現役バリバリの有名クリエイターには頼みません。
低予算(数千円)でもやってくれる、仕事を欲しがっている新鋭クリエイターを見つけようとしてアナタのところにオファーが来ます。ま、チャンスと言えばチャンスですが.....受けるかどうかはアナタ次第です。

ただ、さらに激安で叩かれるところがあるんです。それはソフト販売のイラストデータ・フリー素材集の仕事です。私はした事ありませんがネットを通じてお話を頂いた人の話だと、一点につき500〜800円という数字を提示されたそうで、アホらしくて断ったそうです。そりゃそうでしょう。私もそんな超低予算な仕事は願い下げです。
点数が多いと時間ばかりかかってるのに実際の単価が低いのでまったく儲かりません。
その間も担当者とのやり取りの時間やラフチェックなどもあるのです。更に修正もあるかもしれません。

例えば最悪の例を挙げてみると、100点描くのに1ヶ月近くかかったとしましょう。
単価が800円だとしたら800×100 = 80,000円です。この金額で一ヶ月暮らせるでしょうか?

通常の例;単価4000円のイラストを20点を描いた場合、4000×20 = 80,000円です。
だったら単価の高い仕事で数点描いた方が実りがありますよね。

絵本の世界、というのもあります。自費出版も可能ですね。
この世界は...ちょい特殊で、もうなんでもありです。絵が描ければ通るといっても過言ではありません。
タッチも様々ですね。夢があるタッチや暗いタッチ、アート的でもデザイン的でも巧くてもへたくそでもお話にあってさえいればオッケーなんですから。絵本の世界は作者の自己満足の世界でもあります。
自分の好きなように描けると言う点では最高の世界かもしれません。

《 広告業界と出版業界の違い... 》

出版社は売れる見込みで自腹でイラスト料金をひねり出していますが、広告業界はそうではありません。
営業さんが見積もりを立て、その企業の広告費からイラスト料金を算出しています。
なので、使用媒体にもよりますが、広告費がキチンとある場合など、場合によっては出版社より桁数「0」が一個違ったりもします。ま、大きな声で言えませんが....。
ただ、誤解が無いように言いますが、出版関係でも本のカバーのお仕事などは当然「万単位」の世界ですからね!

なので万単位の仕事をするなら出版関係よりも、広告代理店やデザイン会社に営業をかけるほうが遥かに効率がイイと思います。

また、〆日や支払い日のことも大事です。
出版社によって違いますが、ほとんど税込みで5万円とか、8万とか、10%の税込みで提示されます。
さらに、本の出版後に入金される事も多いのです。
つまり納品した月に締めて請求書を発行するカタチを取らず、掲載誌が発売される月に入金になるように締めの月を延ばされると言う可能性もあります。

ココで例を挙げますと、6月に納品した10万円のイラストが掲載された本が10月に発売されるとします。
すると、6月に請求書は出せず8月の出版社の締め日に合わせて請求書を発行し、入金は発売月の10月になり、さらに10万円の仕事は実際アナタの口座に振り込まれた場合10%の源泉税(10,000円)と振込手数料(735円)が引かれて¥89,265 になるのです。しかも納品してから数ヶ月後に!
小額の場合は手数料を差し引かなかったりする出版社もありますけどね。

広告業界の場合は以前ご紹介しましたが、振込以外に小切手や手形払いというのもありますが
ほとんどは納品したその月で締めてくれますし、翌月か翌々月には入金されるはずです。
しかも、交渉次第ではギャラもアップしてくれたり、源泉税分を上乗せしてくれるすばらしい所も存在します。

《 仕事的な違い 》
まず、出版関係のお仕事はクリエイターにお任せ的なところが多いようですね。
好きに描けるって言うところは多々あります。大枠は指定があっても描くのは自由に!と言う感じです。
納期的にも時間はけっこうあります。しかも、それほど絵がうまく無くてもセンスが無くても通る場合が多いです。ハッキリ言って私が見ても『何だこのイラスト!?』というような方も大手を振って歩いている業界です。先に使われたもん勝ち!というところがありますね。

でも、広告業界はけっこうシビアな部分が多いです。納期は短いのがほとんどですし、センスも必要!
どちらかと言うとデザイン的、アート的なセンスを持っている人の方がお似合いです。
商品や企業の利益を優先させる仕事なので、デザイナーはアーだコーだと指定して来る場合も多いですね。
描く側にとっては考える時間が少なくなるので、その方がやりやすいかもしれません。

確かにこの業界では予算が存在するので、発注する時に何十点もあると料金単価が削られる事もあります。
つまり、グロス(大量発注)による値引きです。逆にクリエイター側から見積もりを提示する時に値引きして提示することによって仕事を受注するということもあります。つまり、来た仕事は逃さない!という気持ちです。
例えば、1点10,000円だから10点だと10万円。でもおそらく見積もり通らなさそうだし、数が多いからまとめて9万円にしておこう!....と言った具合です。これがグロス勘定ですね。

それに、デザイナーの方達は新しい才能を待っています!色々なタッチを欲しがっています!
けっこう優しく応対してくれるはずですし、うまく行けば他の会社を紹介してくれたりする事もありますよ。

イラストレーターになったなら 広告業界にも足を踏み入れましょう!
死ぬまでイラストレーターで日々のご飯を食べて行くならギャラの差は死活問題なので 広告業界で泳ぐのがオススメですね。
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これがプロの業界です。
ハッキリ言ってイラストレーターの世界なんてそんなにいいものではありません。
特に最近は紙媒体よりもWEBに広告を載せる割合が高くなり、イラストレーター料金もかなり低くなって来ています。
もし使えないイラストしか描けないのであれば アナタはプロには向いていない!という現実です。
プロは全てギャラが関わって来るのです。イラストには値段が付きます。
アナタが自分のイラスト(商品)に適正な価格を付けられないのであれば プロを目指すのはあきらめなさい! ただの趣味か、非商用アートの世界で生きて行くのが懸命です。
いや、ホントに。
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イラストレーターが活躍する現場!
広告&イラスト業界
■イラストレータになりたい人や新鋭のイラストレーターさんは出版社に関しては詳しい方も多いでしょうが 広告業界に疎い人も多い事でしょう。デザイナーに会うなんてそうそうあるものでは無いですよね。
でも、イラストレーターとデザイナーは切っても切れない深い結びつきがあります。
出版社の場合もイラストレーターが実際に打ち合わせをするのは編集者の人ですが、編集者は社内デザイナーまたは外部のデザインプロダクションにいるデザイナーに装丁や誌面作りを任せています。

《 デザイナーって何?》

世の中には多くのデザイナーとかプランナーと呼ばれるカタカナ職業がありますよね。
簡単に言えば、「デザイン」=「設計」=「プラン」です。
設計者をデザイナーとかプランナーなどと表します。
ただ、一般の人にデザイナーのイメージを聞いてもそれほど多くの答えが返って来ません。
例えばケータイやパソコン、TV、洗濯機などの3次元の工業デザインをする人達はインダストリアルデザイナーとかプロダクトデザイナーと呼ばれています。建築関係の室内装飾を専門にする人はインテリアデザイナー、服飾関係はファッションデザイナーですね。
他にも生命保険会社でよく使われますが人生や生活の計画を立てるのがライフプランナー、財務や金融専門のフィナンシャルプランナーなどと呼ばれています。

《 イラストレーターが活躍する現場!》

Apple Mac Pro (DualCoreWoodcrest Xeon-2.66GHz×2 メモリ1GB HDD250GB GeForce7300GT 256MB) MA356J/Aイラストレーターが仕事をするこのクリエイティブな広告業界には様々な人達の協力が必要です。
絵心がある人達が沢山集まってる訳ですが、細分化すれば多種多様です。
デザイナーが全てのカギを握って仕事を進める訳ですが、一人の力では完成しません。多くの人とのコラボレーション・ワークで成り立っています。
そして広告業界では全てがデジタルの世界になっているので、パソコンの「Mac」が必需品です。
Windowsでこの世界に入ろうとするのはヤメましょう!操作性やデータのやり取りなど秀でている「Mac」でクリエイターは仕事をしています

よくDTP(DeskTop Publishingの略)と言う言葉をお聞きになると思いますが、パソコン(ほとんどMac使用)で主に雑誌やフリーペーパー・チラシ広告・商業出版物のデザイン、レイアウト、版下作業を行い、印刷所に渡すまでの作業を言います。

▼下図は大まかな《 広告業界での仕事の流れ 》です。

例として広告代理店の場合をあげると、営業がクライアント(得意先企業)から受けた仕事をプランナーやアートディレクターがグラフィックデザイナーやDTPデザイナーにデザインを指示し、キャッチコピーや中の文章はコピーライターに任せたり、イラストで行くならイラストレーターも誰にするか考えなければなりませんし、建築パースならパーサーに発注し、写真を撮る必要があるならカメラマンも必要。モデル撮影ならカメラマンはスタイリストにヘアメイクを手配します。完成したデザインは印刷所に渡して色校正などを経てクライアントのオッケーを得てから印刷物にします。CM撮影なら更に多くの人の協力が必要になります。

《 イラストレーターは誰と仕事をするのか?》

この世界は、仕事をいくつも抱えていると全てを一人で出来ないので分業で成り立っている
わけですが、少し例を挙げてまとめてみましょう。



プランナー(P):新たに広告を企画立案し提案する人で営業センスも持ったプランニングをメインにする人です。TVコマーシャルなどを考える人はCMプランナーと言います
アートディレクター(AD):広告の企画立案やどんなビジュアルでで売り込むかを考え、実際にカタチをディレクションする人。つまり制作物を統括する「監督」ですね。プランナーと一緒に考えたりもします。
グラフィックデザイナー(GD):ADの指示である企業の商品や製品の売り上げをアップさせるために、パンフレットやポスターなど最終的に印刷された広告(紙媒体)をメインに扱うデザイナーです。また雑誌やフリーペーパーなどの誌面をメインに行うデザイナーをDTPデザイナーとも呼びます。
が、総称して単に《 デザイナー 》と呼んだりします。

イラストレーターが仕事を発注され、主に打ち合わせを行うのがこれらの人達です。

私の場合は、営業さんから直にお話を頂く事も多いですね。営業さんと仲良くなっておくのも得策ですよ。

実作業のカタチをデザイン&レイアウトする役割はGデザイナーやDTPデザイナーが行い、デザイナーの指示でDTPオペレーターが文字など流し込んだりしてフィニッシュ・アップ(版下作業)します。もちろんフリーランスの人は一人ですべてを行う事も多いです。
《 必要なスキル&アプリ 》
DTPの知識とデザインセンスが必要。アプリは写真加工に「PhotoShop」、デザインパーツやチラシなど単ページのレイアウトデザインに「Illustrator」、ページ数の多い誌面デザインを行うにはお高いアプリの
「QuarkXPress」などがデザインの三種の神器と呼ばれています。また、最近は「InDesign」も使用されていますね。

最近はネットの普及でインターネット広告も多くなって、紙媒体の広告費が減っているのが現状です。原油高のおかげで印刷する紙の値段も上がって来ていますしね。また、WEBの世界でも活躍しています。

WEBデザイナー:
その名の通りWEBをメインにサイトのレイアウトやデザイン構築してゆく人をひとくくりにしています。企業のサイトの場合は売り上げに直結するので初めての訪問者に見やすくわかりやすいレイアウトを心がけなければなりません。これも実力があればフリーランスとして一人ででも活躍できますね。
《 必要なスキル&アプリ 》
HTML形式やXml,CSSなどの知識とデザインセンスが必要不可欠。CGIの知識もある事に越したことはありません。
写真加工に「PhotoShop」、デザインパーツなどを制作するために「Illustrator」、ホームページ制作の「Dreamweaver」や最近よく使われる頻度が高い「Flash」などのソフトも必要になるでしょう。
「Flash」が出来る人は重宝がられます。

イラストレーター:
基本的に商業媒体の2次元の絵を描く仕事を専門にする職業。コマーシャル・アート。使用媒体は新聞・パンフレット・リーフレット・ポスター・TV・書籍・CDジャケット・カレンダー...そしてインターネットのWEBコンテンツなど活躍できる媒体は多種多様です。ただし、WEBの世界でのイラストレーターのギャラは低いのが現状です。
《 必要なスキル&アプリ 》
手描きで行くのかCGで行くのか、あるいは私のように両方をこなすのか様々ですが、どちらにしろアナログ画材以外に必要なのはパソコン。しかもMacです!手描きもデータ化しなければならないのでスキャナーは不可欠。アプリケーションはデータの加工・補正・スキャンに「PhotoShop」、ベジェ曲線でCMYKのイラストを起こせる「Illustrator」の2つは絶対に必要。他に「Painter」で絵を描いたり3Dのイラストを起こすなら「3DCGソフト」が必要でしょう。「Flash」なんかも手を出すとWEBの世界で大活躍できます!

パーサー:パース屋さん。主に建築関係の完成予想図を専門に描く人。不動産関係の広告でよく使われます。不動産以外では公共事業の完成予想図やイメージパースなどもありますね。
《 必要なスキル&アプリ 》
建築図面を読めなければいけません。平面図・立面図などから完成予想図を起こしてゆき、それをイラストにします。最近は3DCGが主流になって来ているので厳しい分野でもあります。手描きでパースを起こしていたパーサーも「3DCGソフト」で起こすようになって来ています。
3DCGクリエイター:映像関係でアニメなどで活躍する事が多いですが、不動産広告のマンションなど完成予想図でも発注が多い職業ですね。特に静止画を使われる頻度が高いです。
《 必要なスキル&アプリ 》
パーサーとしてなら図面を読めなければいけません。3Dソフトはいろいろあるので自分が使いやすいものを習得すれば良い訳ですが、MAYA、LightWave 3D、3D StudioMAX、After Effects 等が代表的。そして 「PhotoShop」も扱えなければなりません。

大雑把に紹介して来ましたが多くの人達の力が結集して一つの広告作品を産み出しているのです。
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イラストレーターはデザイナーにもなれる!?
広告&イラスト業界
イラストレーターが活躍する現場 その2 をお話ししましょう。

《 イラストレーターかデザイナーか!? 》

広告業界で需要の多いのはグラフィックデザイナーとWEBデザイナーです。
イラストレーターは末端の仕事。納期もギャラも削られる事の多い世界なわけです。
求人求職サイトでよくデザイナー募集と言う文字を見つけますが デザイナーがイラスト制作までしたり、イラストレーターがデザインまで手がける事もよくあります。

またイラストレーターだけではご飯を食べて行けない人も多く、デザイナーを兼業したり、完全にデザイナーへ転身したりする人も多いです。転身しても自分でイラストを描いたりも出来る訳ですしね。

実際、デザイナーとして頑張ってる人の中には『本当はイラストレーターがやりたかった!』と言う人が数多いのも現実なんですね。ハッキリ言ってイラストレーターよりデザイナーの方が仕事もいくらでもありますし、作業が多い分、稼ぎもイイのが本当なのです。収入だけを考えれば断然デザイナーの方が有利です!
ただし、デザイナーはイラストレーター以上にかなりキツイ仕事でもあります。

イラストレーターはイラスト描いて渡せばそれで仕事は終了なんですが、デザイナーはそうはいきません。

■クライアントとの数度の打ち合わせから始まり、どう商品を売るか考え、サムネール→ラフデザイン→カンプ起こし→イラストレーターやカメラマンに発注→完成したイラストや写真をレイアウト→そのあとの校正作業→クライアントへの確認・再校正→印刷所への手配→納品→外注先への支払い...etc . こまごました仕事が待っています。なので手間がかかる分、収入も多いのです。

《 アートディレクターになれ! 》

一口にデザイナーと言っても ただデザインができればイイわけでもありません。
絵が描ける事!これも必要でしょう。
つまり、絵が描ける = モノをキチンと見る目を持っていてそれをカタチに出来る事です。
何も無い所から生み出すのに カタチを起こせないのではドーにもなりません。

ならばイラストレーターだって一種のデザイナーです。
イラストを描くのに仕上がりの構図やキャラクターなどいろいろデザインするでしょう?
そういうデザイン的センスや知識も持ち合わせていなければイラスト1本でやっていくのは難しいでしょう。

イラストレーターはイラストを描くだけでなく、使用される媒体やデザイナー側の立場からも見れるようにならなければ行けません。というかアートディレクターかな。

例えば、一つのイラスト作品の発注を受けた場合、私は打ち合わせの際に、実際創られる印刷物のサムネールやラフデザインを見せてもらいます。
時間のない場合なんかはデザインが完全に決定していないサムネール段階で打ち合わせに呼ばれる事があります。そういう時はデザイナー側もまだ決めかねている段階の場合が多いものです。

デザイナーさんはそれを見せながら「ここにこんな感じのイラストを入れたいんですよね」などと言って来ますから、そこでイラストがどのようなカタチで使われるのかを見ます。
タッチが不確定ならこんなタッチはどうかと言う提示や、文字のレイアウトやイラストが切り抜きで使われるのか、角版丸版なのか、レイアウトにイラストのサイズは適当な大きさか、等々....デザイナーがレイアウト作業する場合にラクに進行できるように極力考えます。

つまり、イラストだけ指定されたタッチや大きさで描けばそれでおしまい!と言う考え方ではなくて、
《 一緒に一つの作品を創るんだ!》と言う考え方です。要は自分もビジュアル部分のアートディレクターの立場になってアイデアを出し合うんですね。そこでデザイナーさんも違うデザインを提示して来たりすることもあります。そして一番肝心なギャラの交渉です。

こうして一緒に広告を創るという行為をするのもイラストレーターの面白みでもあるんです。

しかし、こんなことも....


《 現場で良くあるコト 》

■ペンディング
お仕事の話が来ました♪勇んで打ち合わせに行きます。
デザイナーからこんなイラストを描いて欲しいと、あれこれ打ち合わせを行い、
タッチや納期、見積もりなどを済ませて事務所に帰り、こんな感じかなぁ〜♪と
イラストのラフ作りを始めます。

そこで、1本の電話がかかってきます。
『今回はペンディングになりました』担当デザイナーの方からのヒトコトです。

ペンディング( Pending )= 未定、保留の意味。つまり、今回の仕事にイラスト自体を使わなくなった!ということです。ボツ!!この場合ほとんどノーギャラです。
これは本当に聞きたく無い言葉なんですが、この業界では良くある事なんですよね。
せっかく打ち合わせをして、ラフ出しもオッケーになり、いざ本番!と言う時にペンディングになる場合もあるんですよ。ホント悲しい結末です。

■世に出ない

更に最悪なのは時間を削って描いた作品が、結局使われずに世に出なかった場合です。
当然ギャラの支払いはありますが....ボツ作という、これまた悲しい結末です。
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著作権とオリジナリティについて
広告&イラスト業界
私たちがイラストを描いたり、写真を撮ったり、文章を書いたり、作詞作曲したり...というオリジナルの創作をした場合、《 著作権 》が発生するのはご存知ですよね!?
そして本人に無断で使用してはいけない事を。
日本ではこの《 著作権 》があいまいに解釈されている事が往々にしてあります。
今日はそんなクリエイターを保護する権利や業界の実態のお話など....。

まず、最初に私たちイラストレーターという職業は、好きな絵を描いてその絵を売って生活している画家(美術家)とは違います。
アートはアートでも純粋な美術では無く、商業美術の世界でイラストを描いている訳です。
商業美術=広告美術、つまり宣伝のためにクライアントから頼まれて絵を描いているコマーシャル・アートという訳です。そこで一番の違いは、

イラストレーターは作品をクライアントに売っているのではありません。

例えば、出版社からオファーが来てイラストを描いたとします。この場合、特別な買い取りの契約を交わさない限りは“その案件に対して依頼された作品を描き、クライアントにはその作品をその案件に1回だけ使用してもいいですよ”という使用する権利を与えるだけです。そして描いた報酬として使用料を得ますし、描いた作品も返却してもらいます。
つまり、クライアントがお金を払って“作品を買い取り”した事にはなりません。
中には「金払ったからこっちで好きに使ってもいいだろ」という、買い取ったという意識を持たれているクライアントの方達も存在しますが、これは間違っているのです。

イラストの作品には描いた時点で《 著作権 (出版権含む)》が発生し、描いた本人に帰属します。
なので無断で使用する事は出来ません。

《 著作権 について》

《 著作権 》は、『著作物を創作した時点で自動的に発生します』
つまり《 著作権 》は、プロもアマチュアも全く関係なく、著作物として保護され、創った人が著作権を持つことになります。
これは特許権などと違って、“著作物の創作”という事実をもって自動的に権利を取得できる無方式主義(権利の享有に際し、登録・作品の納入・権利の表示といった、いかなる方式も必要としないという原則)を採用しています。なお、この無方式主義は、ほとんど世界各国共通のルールになっています。また、著作物の原則的保護期間は、著作者の死後50年までなので無断で自分が創ったものとして無断で転載したり使用する事は出来ません。(※文化庁のHP「著作権」 を参考)
特にネットではあらゆる画像が氾濫しています。無断でそのまま使われてしまう場合も多々ありますが、その創作物を使って新たに利益を得たりすると賠償請求されるなど大変なことになります。

また、コレと同じものを「どこかで見たような....」「どこかで聞いたような....」「どこかで読んだような....」という覚えのある方もいらっしゃるでしょうね。

元の創作物をそっくり模倣・模写して、発表したりすると大変なことになります。これは「盗作」です。
ついこの間も、日本の某画家さんが海外の作品を真似して描き、さも自分の作品だと主張し、世間から非難を浴びましたよね。音楽でも小林亜星さんの曲が誰だかの曲に似てるということで訴訟問題にもなりましたし。。

《 オリジナリティ 》

どこかで聞いた事のあるフレーズの曲とか、どこかで見た事あるイラストとかって結構あるでしょう?
でも、オリジナリティは“先にやったもん勝ち(公に発表)”ですからね。
それまでは模倣して勉強してもいいんですよ。特に学生さんなどコレからイラストレーターを目指している方達は、元があってそれにイコライザーをかけてエフェクターでごまかしてもいい。
描いて描いて描きまくっているうちに 自分のものに少しずつなって行くはずです。
そしていつかはオリジナリティで勝負しなきゃイケナイ。

でも、そのオリジナルって言うのがそうは簡単に産み出せないのも現実でしょう。
だからそれまでは、あらゆるタッチに遭遇して自分でも描いてみなきゃイケナイ。

こんなの描けないよ〜!と言っていたらダメです。描いてみないから描けないだけであって、それは単なるワガママ、自己逃避でしかないです。描けないものは無いくらいになって下さい。バリエーションも増やして、自分の引き出しにたくさん詰め込みましょう!
仕事になったら 自分の好きなイラストなんて描ける事は稀ですから。

ただ注意したい事は、余りにも「個性的な作品」は 使われる機会・頻度が減ります。
ある一定期間は仕事も続くでしょうが、飽きられてしまう、という現実が待っているのです。
仕事で描くイラストは なんにでも使えるようなタッチが理想です。
基本的に暗いイラストは広告では使いにくいのです。商品と絡める場合が多いので 暗いタッチは使えません。

どちらにせよクリエイターな人達は「0」から「100以上」を目指してモノを創りあげていくのです。
そこまで完成させるのは時間はかかるし簡単な事ではありません。でも、例外な人もいます。

それは、かの有名な【小室哲哉さん】で、彼は作曲するのに4分〜10分で一曲完成させてしまうそうですね。つまりほとんどライブ一発で創って ガバッと稼いじゃう♪と言う、いわゆる天才の部類でしょう。
当然、フレーズって言うのは自分の曲癖のようなものがあって(ギタリストの手グセと同じように)、多くの曲を創ってるとメロディーラインが似て来てしまうものなのですけどね。ご本人もおっしゃっていましたが、小室さんのメロディにも多く見受けられますよね。(^_^;)
他人の曲でも8小節までだったかな?同じフレーズ(メロディーライン)を使っても著作権に引っかからない無いそうですけどね。
歌の場合は2〜3オクターブ程度の音階の中で オタマジャクシを数値的配置で組み立てて行くのですから、自ずと似た構造になるのは致し方ないところでしょう。
演歌なんてその典型です。似たような曲の多い事と言ったら....失礼しましたっ!(^_^;)

私も学生時代、そして社会人になっても音楽から離れられ無くてバンド活動を結構やってました。
その内、メンバー内の方向性が違って来て解散し、自分のバンドを持って作詞作曲&ギターでオリジナル創ってコンテスト荒らしみたいな事やったり、CDなんか創ったり。。それが唯一ストレスのはけ口にもなっていたんでしょうけど。もう過去の話です。

最後に、広告業界人には少し耳の痛いお話をしてみます。

《 広告業界の悪い風習 》


1契約書を交わさない口約束で仕事を受けてしまう。
2納入したデザインやイラストを、長期間・多媒体などの契約外の使いまわし。

広告業界ではよくありますが、新聞のチラシだけに使うイラストとして受けた案件だったのに、長期間にパンフレットや看板、TVのスポット広告など他の媒体に使い回しされる...と言う事もよくあります。
描いた本人は「チラシだけのはずだったのに...」と思いますが、最初の打ち合わせの時にどんな媒体に使用するかなど聞いていなかったり、契約書を交わしていない場合がほとんどなのでドーしようもありません。

その案件以外や他の媒体に同じイラスト使う場合、いわゆる「二次使用料」や「転載料」をクライアント側はクリエイターに支払うのが本当です。当然、既に描いたものですから使用料金は安くなります。

ここら辺が「全てに契約書を交わすのが当たり前」と言うアメリカなどと違い、あいまいな国の日本の悪い所だと思います。

3ある作家のタッチを真似させて描かせてしまう。

確かに、広告の業界でも似たようなデザインやイラストが存在します。実際、参考にしてアレンジしたりする事はよくありますし、この人のタッチで描いて欲しいと言われることは良くあります。
以前、不動産の広告でやたら流行ったイラストのタッチがあります。ある著名なイラストレーターの作風を真似て描かされた事があるんです。誰なのかわかる人はわかるでしょうね。

フリーの素材集でない限りは 同じイラストは使えませんし、そっくりそのまま模写して使用する事は盗作になります!
参考になるサイトがあります。ここでは多くの事例が載っていて、いかに多くの広告で著作権を無視した行為が行われているか 一目瞭然です。
詳しい事は▼コチラのサイトをご覧になって下さい。
→・《 ソックリ広告博物館 》
※私のブログもSPECIAL THANKSとしてリンクされています。
■広告・出版業界で活動中のイラストレーターSenJ4のコラム by | comments(2) | trackbacks(0) |
試してみたいオンライン納品
広告&イラスト業界
■あなたは仕事で制作したデータをクライアントへ届ける手段に何を使いますか?

プロとして仕事を始めて行くと、様々な問題に出会います。
今日はオンライン納品に便利な「オンラインストレージの利用方法」をご紹介しましょう。

今やデータ納品が当たり前になっていますが、手段として多いのは、メール、CD-Rに焼いて郵送、近場ならバイク便を利用、また、ホムペ用サーバーからダウンロードさせるという方法もありますね。
でも、メールは大容量のデータは送れない、CD-RはCDに焼く手間や郵送日数がかかる、バイク便は集荷時間の制約や配送コストがかかります。ホムペ用サーバーの場合、数人で共用サーバーを使用の場合はサーバー各社の制約があって“一度に最大で5MBのファイルまでしかアップロードできない”とか“圧縮したzipファイルはアップロードできない!”という場合もあります。

■そこでユーザーがデータの受け渡しで自由に使えるディスクスペースをWEB上の専用サーバーで提供する「オンラインストレージ・サービス」を利用するのが当たり前の時代になってきました。

無料の“ファイル転送サービス”を耳にした事がお有りでしょう。
これら無料サービスを利用する際の《 メリット 》は、
・通常メールで送れない容量のでかいファイルを送れる
・クライアントにURLを通知してDLしてもらうのでメールサーバに負荷を与える事が無い
・納品時間ギリギリまで制作に時間を割けるため、製作時間を有効に使える事
・保管容量も3MB〜2GB〜10GBまで
と大きくなってきました。中には100GBなんてのもあります。

では無料サービスの《 デメリット 》は?
・一度に送付できるファイル数に制限がある
・データが数日で自動的に削除される!
(ここが通常のホムペ用サーバーとの違いでもあります)
・転送スピード(アップロード&ダウンロード)が遅い!
また、ホームページとしての利用は不可!
....と言う難点もあります。

Macに関しては、Mac OS9では動作対応が取れてなかったり、一括アップロードの動作保証がなかったり、ダウンロード時にエラーが起きるなど、とかくMacユーザーには不利な面が多いのも実態です。
Macユーザーには《 .Mac 》がありますが、OS9が対応していないという不便さもありますね。
結局、無料サービスのこれら“ファイル転送サービス”はプライベートで使う分にはいいでしょうが、こと大事な仕事上では安心して使いづらいと言う事が多いです。

さて今回、私が中でも『コレはすごい!』と思った超優秀な「オンラインストレージ」を紹介します!

《 Macに特化したサーバー 》

MacServer 》という、名前通りのMacユーザーに特化した高速オンラインストレージ・サービスです。
なんと4GB〜100GBの通常プランと20GB〜400GBのPro版まであり、大容量を高速にアップロード&ダウンロードできるので、デザイナーはもちろん、イラストレーターやカメラマン、映像クリエイター、ミュージシャンなどには最適でしょう。
MacOS9、OSX、Windowsにも対応でデータ転送量の制限無し!もちろん、勝手にデータが削除される事はありません。更にホームページも公開出来てしまいます。他サービスでは見当たりません。

FTPやブラウザを使わなくてもMacのFinder上からドラッグ&ドロップで簡単にアクセスできるんです!
他のサービスによくある専用ソフトなんて必要も全くありません。

Finder上で!?

そうなんです。現在、Apple Xserve G5 Dual 2.3GHzを使用しているのでMacのFinder上で普通のハードディスクの様にマウント表示される為に、違和感なくいつも通りに操作が出来るんです。
つまりフォルダごとそのまま移動・コピーできるので、複数ファイルを1つのファイルにzip圧縮する必要も手間も無いです。このアップロードまでのステップ数の少ないところが使い勝手の良さに通じるのでしょうね。
ラベルやファイル名も日本語でオッケー♪また、Finder接続でエラーが起きたとしても、
Fetch(Mac)、FFFTP(Windows)などのFTPソフトやブラウザ(Safari・IE)でアップロードは可能です。

さっそくデモムービーを見てみましょう!(Click!で小窓が開きます)
デモムービー 当然Windowsの「Windowsネットワークフォルダ共有」
 に対応しているので、Explorerで簡単にドラッグ&ドロッ
 プでアップロード&ダウンロードできますよ。
 やはり両OSに完全対応していないと不便ですからね。

 MacServer のその他の機能について 》
 ・オンライン上でサブアカウントが発行できる機能
 ・ホームページ公開機能(独自ドメイン対応)
 ・メール機能
 ・ブログMovable Type設置機能

  などがあります。その中身は....



《 サブアカウント発行機能 》
これは、契約アカウント(マスターアカウント)内に各取引先ごとに専用パスワードで制限のかかったフォルダを無制限に作成でき、オンラインストレージとして公開できることです。
マスターアカウントは社内用や自分用のデータ共有に利用し、サブアカウントをデザイナーやイラストレーター、カメラマン...など取引先ごとに作成してデータを交換するという利用方法が出来るわけですね。つまり広告制作会社A用、編集者B用、デザイナーC用...などに分けて置いておけるわけです。


例えばプロダクションへサブアカウントのプロダクション専用アカウント名とパスワードを送れば、いつでもファイルを開く事が出来るし、修正などがあればプロダクション側からイメージとするデータや資料などをその専用フォルダに入れてもらい、やりとりができるワケです。つまりプロジェクト単位でファイルが共有できるってことですね。
しかも、Macに特化してるのでMacのFinder画面そのままに操作でき、
ファイルやフォルダなどの「ラベル」や「クリエイター情報」が壊れることもないわけですね。

《 ホームページも公開できる! 》
更に、通常のオンラインストレージではデータの受け渡し専用ですが、ここでは既に設置されている「Sites」フォルダ内に index.htmlファイルを置くだけで、http://アカウント名.macserver.jp/ のアドレスでホームページとして公開が可能になってます。PHPCGI設置も可能で、ブログならMovableTypeの設置にも対応してます。
ここでホムペを創ればギャラリー公開や仕事上ではな〜んの問題も無くデータのやり取り出来ますね。

《 無料お試しOK! 》
MacServer 》は機能が豊富なので10日間無料のお試し期間(10日後に自動的にアカウントは消去)を使って4GB容量を試すのもイイと思います。
仕事のデータ受け渡しに使う場合に、必ず必要になってくる機能なので試す価値はアリです。

《 転送スピードは高速なのか!? 》
ところでデータ量が大きいと転送スピードも遅いと思うのが正直なところですが、100MB程度のファイルをアップしても10秒かからない…。ってホントか!?
ま、ユーザー側の回線環境に因るのでしょうけど、仕事で制作した大容量データを素早くアップロードするためには、今の時代当然ながら通信回線環境も《 光 》や《 CATV 》にしておくのは当たり前です。今は個人レベルでも安価になってるので、まだADSLのクリエイターの方はすぐ《 光 》回線にするべきでしょうね。
詳しい事は《 MacServer 》サイトで解説がされていますのでご覧下さい。

低価格のサーバーを既に紹介してきましたが、それに比べればお高く感じるかもしれません。でも高機能なサーバーも視野に入れてもいいでしょう。
仕事のやりやすさ重視か、価格重視か.....どっちを選ぶかはご自身でご判断下さいね。
■広告・出版業界で活動中のイラストレーターSenJ4のコラム by | comments(0) | trackbacks(0) |
広告デザインで思う事...
広告&イラスト業界
・このエントリーはメインのブログの方にある過去のエントリーと重複しますが、転記+αしてこちらにも記しておきます。

ここ数年、食品業界や製造メーカーでは不祥事が相次いでいますが、一度失った信頼を元に戻すのにはかなりの時間と努力が伴いますよね。

やはり企業サイドとしては『いかにお客様に優しくなれるか』にかかっているんだと思います。『そのためにはドーすればいいのか!?』を考える企業でなくてはならないでしょうね。利益追求だけに目がくらむと、消費者サイドをないがしろにしがちになり、それでは存続自体が危ぶまれてしまいかねません。

多くの消費者は、その企業の存在価値を計るのに良くも悪くも「目にするデザイン」で判断しがちですよね。
外から企業を見てる消費者には商品以外は全く中が見えませんから、どんな企業なのかを計るのに普段出している広告に目が行きます。見た目のデザイン、コピー、使われているイラストや写真の質...などなど。

1枚のチラシでも、本当に興味がある人は隅から隅までじっくり見たり読んだりするものです。
センスがイイ広告デザインは誰が見ても頷けるものです。

一番わかりやすいTV広告で例を挙げると、ココ数年で大きく変わってきたなぁ〜と感じてるのがユニクロのCMですね。以前とずいぶん変わりました。
それと、松下電器のFF式石油温風機の回収告知広告。
共に企業のイメージアップ、ブランドへの信頼アップに貢献しているCM作りの良い例だと思います。

そこで、デザインに携わる多くの人達の力が必要になってきます。

私たちイラストレーターやデザイナー、カメラマン、コピーライターなどはその企業の利益に貢献するために広告を作り、売上に直結するモノ作りをする事が大前提なわけです。
自分が作りたいものがそのまますんなり通るような業界では無く、描きたいイラストはまず描けません!
得意先の意のままに「アッチ向いてホイ!」のように右往左往と翻弄させられがちです。
限られた予算や規制された中で、どれだけ自分を出せるかに勝負がかかっているわけです。

そして予算と納期の狭間に苦しみながら、最大限出来うる限りのイイモノを提供しようと務めます。
...してますよね!?

でも中には、一押しのデザインがボツったりペンディングのままなども...
逆にこれでいいの?みたいなものが通ってしまったり。。
デザイナーサイドからすれば『ドーしてわかってくれないの?』と思う事も多いでしょう。
 意外とクライアントサイドにはデザインのわからない素人さんが多いのも事実ですから。(;汗)


イラストノート No.3 広告とイラストレーション


《 最高の喜び 》
私自身、長くこの業界にいるわけで様々なデザイナーさん達と仕事をしてきました。
センスの良さ、レベルの高さに驚くほど素晴らしいデザイナーさんもいれば、う〜ん、ちょっとなぁ....と思うデザイナーさんまでいろいろと。例えば......

・サムネールも描かないで発注する、とか。
・説明が不足で言いたい事や何を求めているのがが伝わってこない、とか。
・気持ちはわかるけれどその低予算でそこまで要求するって本当に業界わかってるの? とか。


コミュニケーションが上手くない人が多いですね。特に若い人達。
イラストの発注なら、自分が描く時の事を考えれば全てを伝えられるはずです。
30代くらいになると、多くの経験を積んでこの業界もわかってきますからスキルの高い人は本当にスゴイです。こういう方達と繋がる事が出来るのって本当に嬉しい事です!

20代の若いデザイナーさん達にはもっと勉強して経験して、頑張ってもらいたいですね。
そういう時にイラストレーターSenJ4は協力を惜しみませんから。

長く繋がり続けて 一緒に一つの《 制作サイドにもクライアントサイドにも納得のゆくモノ 》が創れたらお互い最高の喜びになりますよね。いつもそう願って制作に励んでいます。
■広告・出版業界で活動中のイラストレーターSenJ4のコラム by | comments(0) | trackbacks(0) |
Proのイラストレーターに必要なものって...
広告&イラスト業界
さて、このコラムは本当にProとして生きて行きたい新鋭クリエイターをターゲットとして有用な情報をズバッとお届けしています。実際の広告業界の現場の話など、普段聞く事の出来ない事が垣間見れちゃうコラムです。見つけたあなたはラッキーかもしれません。

でも、グラフィック・ソフトの使い方などはほとんど出てきません。そういう類いの話は他のサイトでいくらでもやっていますし、専門書をご覧下さいね。また、右サイドにズラ〜ッと掲載しているものもイラストレーターになりたい人に役立てばイイナ、というものばかりを集めています。

元々、僕のギャラリーサイト《 illustclub.com 》 のコンテンツの一部なので、よくあるブログ・ランキングなどにはほとんど登録していませんしね。
実際、興味のある方達だけにメールマガジンで配信するような内容なので、あまりおおっぴらにはしたくないのです。仕事の合間に書いているので、メインブログが【イラストレーター's ファイン ライフ】 のためココの更新頻度が極端に少なかったのですが、そろそろイラストレーターブログ的にいろいろエントリーを増やして行こうかと思っています。(^-^)

-----では本題へ。

《 いろんなイラストが描けますように... 》

ネットがこれだけ普及してきて、簡単に自分の作品を多くの人に持てもらえるようになりました。
それまでは自分の足で営業活動しなければなりませんでしたから、素晴らしい事ですよね。
僕も自分のサイト以外に2つほどクリエイターのコミュニティサイトへ登録して利用させてもらっていますが、かなり多くのイラストレーター志望者、アマチュアの人が多いのに驚いています。
実際、こんなラクじゃ無い商売なんてありませんからね。
甘い夢を見ているならハッキリ言ってヤメタ方が良いです。
----------

Gデザイナーは共同作業で一つのものを作り上げますが、イラストレーターは孤独な作業です。
自分の描いたイラストが「イイ」のか「悪い」のか、「センスがある」のか「センスが無い」のか、「お金が取れるイラスト」なのか「お金を取れないイラスト」なのかを見極めなければなりません。

もちろん基本的なデッサン力、光と影と陰の存在を見極める目があっての話です。

そのためには、自分でもいろんな作品に触れる機会を多く持ち実際に真似て描いてみる!コレがお勧めです。

コレしか描けない!というのは本当の意味でイラストレーターじゃないですし、今はデジタル全盛ですが、カタチは起こせてもMacが無ければ色が塗れない、筆を使ってベタ塗りが出来ない、女の子は描けるけれど男やおじいさん、おばあさんは描けない....なんて言ってられません。

漫画からリアル系、ファションイラスト、水彩画、風景画、絵本、キャラクター、建築パース....まで、仕事はいつ来るか、どんなものを描かなければならないかわかりませんから、なんにでも対応できる技量とプロの目を持って、多くの引き出しを持っている方が断然有利です。

今は最終的な納品はjpgなどのデータですから、Macで描いても筆や絵の具のアナログ手法でも構いません。
アナログはスキャンしてjpg化すればいいだけの話ですからね。

不得意だと思っているジャンルでも 単に描かないだけで、描けば案外と描けるようになるもんです。
I try to do my best. の精神で、できる限りやってみましょう。

僕もこの間からちょっとリアル系のアバター制作の受注を受け始めてトライしてみましたが、面白かったです。ただ、守秘義務が発生するのでサイト内ではご紹介出来ないのが辛いところですが....
何にでも対応出来るマルチ・イラストレーター目指して自分をもっと磨きましょう!描きましょう!
...と自分にもハッパをかけています。


さて、Proのイラストレーターとは?

絵がうまい?何でも描ける?お金が取れる?徹夜する体力がある? これらはみんな当たり前の事。
Proと言えるイラストレーターに本当に必要なものは....

「規制された枠の中で、クライアントが最大限の利益を得られるようなイラストを描ける事」です。

規制された枠....というのは何でしょうか?
当然、広告の仕事として描く場合は担当デザイナーと打ち合わせになり、今回の案件について説明がなされ、クライアントが何を求めているのかが判明します。その案件にあなたのイラストが是非必要になるわけです。
例えば、ある商品の販売目的の広告であれば、売るアイテム(商品)がたくさん売れる事が前提でデザインされた販促物の中の一部に、あなたのイラストが使われる事になります。

そこでデザイナーがラフを提示して、こんな内容で、こんなタッチで、構図はこんな感じで、納期はいついつまでで、ギャラ(予算)はこれくらい....などと指定されるのが通常です。
予算が決まってない場合は「おいくらでしょう?」と尋ねられます。

自分で好きなイラスト作品を描くのでは無く、自分の個性も加味しながら指示された内容を的確に表現し、決められた期日までに仕上げる事、です。
慣れるとその束縛感がたまらなくなりますよ。 僕は時間があり過ぎるとかえって遊んでしまうタイプなので、ギリギリまで自分を追いつめないと制作にとりかからない困った性分なのですが....(^_^;)
そんな枠の中で キチンと仕事をこなせるのが本当のProと言えますね。

とは言っても、そのProの自分を使ってくれる素晴らしいデザイナーなり、編集者との良い出会いがなければ残念ながら「世には出ない」事になります。『近所でイラストの巧い人』と言うただの“身内で有名人”で終わってしまうんですよね。
■広告・出版業界で活動中のイラストレーターSenJ4のコラム by | comments(1) | trackbacks(0) |
イラストの「買い取り」ってなんの事?
広告&イラスト業界
実際の打ち合わせ現場でのお話は次回に持ち越しますが、まずは大事なお話を先にしましょう。
* * * * *

仕事を請け負うとProと名乗るからには描くイラストには全てギャラが発生します。
当然自分の描くイラストに自分で料金設定をしなければなりません。それで生活するんですから当然です。
デザイナーや編集者と直接交渉もあなたの仕事になります。ここが一番難しいところですよね。
駆け出しの頃は業界の相場もわからず自信が無いので、相手の言いなりのままになって安く描かされてしまう事もままあるでしょう。でも経験すれば自ずとだいたいの金額がわかってきます。
(何度か話してきましたが、広告・雑誌・Web用などのイラストとではかなり差があったりします。)

イラストを描く際にはギャラ(Guarantee)が発生しますが、この金額はなんの金額でしょうか!?
英語のギャランティーをそのまま訳せば(保証)の意味になるかと思いますが。

クライアントはあなたのイラストにお金を払って「その案件に使用する権利」を買います。
つまり作品の使用権利を買うのであって、絵画のように作品自体を買っているのでは無いのです。

よく「買い取り」という言葉が出ますが、描いたイラストをクライアントに売っているのでは無いんです。
どうしても買い取りたい、と言う申し出がある場合はそれなりの金額を更に上乗せしてもいいんです。
相手もそれは承知のハズです。そうやって著作権、イラストレーターの地位を守らなきゃイケマセン。

《 買い取りの意味 》
さて、「買い取りたい」と言う本当の意味するところは何でしょうか?

それは “今回の案件以外にもこのイラストを何十回でも使い回したい!”ということで、買い取ったのだから何に使おうが勝手にさせてもらう、いちいちギャラなんて払わないよ!ということです。
売ってしまったものには手出し無用。

例えば、受注した時は広告のチラシとパンフに使う。と言う話だったとします。
無事に納品も終わりました....


ところがその後に、これをポスターにも使いたい、TV-CFや屋外看板にも使いたい、Webサイトにも使いたい、と言う話が持ち上がったとします。通常なら媒体が増えればそれ相応の金額が発生しますが、時既に遅し!買い取られたのですから、何に使われようが文句も言えませんし、請求もできません。Webサイト上でその作品を公開出来ない事もありますが、承諾を得られれば公開も可能です。それが「買い取り」です。

先に打ち合わせの時点でそれら媒体使用の話が決定しているのであれば、その時点で見積もりを出せるんですが....そうは問屋が下ろし金。後でそれを知るのですが、僕も過去どのくらい他の媒体で同じ作品を使い回された事か...計り知れません。それに一番困るのが、そこでゴネてトラブって得意先ともめてしまったが最後、もう仕事が発生しなくなったりします....辛いところです。はい。


特に商品キャラクターの場合は注意が必要ですね。その商品なり、企業の顔に匹敵するモノになりかねません。
一生その商品や企業の顔として使い続けられる長寿命の作品ですから「買い取り」料金もそれなりの金額を必要とします。そう、ン十万とか、ン百万の世界になり得ます。

基本的に著作権は描いた本人にあるので、生きてる限りその作品は自分のもの。勝手に第三者が無断で使用はできません。別の案件に使い回される場合は別料金(二次使用料)が発生するのが本当です。キチンとした会社ではちゃんと承諾確認の連絡が来ますし、二次使用料の支払に応じてくれます。

....と言いたいところですが、広告制作会社によっては安易に勝手に使われていたりするのが現状です。それも広告制作会社が悪いわけじゃ無く、新規にイラストを描こうとプランを出しても、クライアントから予算の関係で『この間の使い回せばいいだろう?』と言われたりもするんですね。

なにせ、イラスト描く際にキチンと契約書を交わして「本件一回限りの使用に限る」なんてことはほとんど皆無ですから。私も過去一度もプロダクションと契約書なるものを交わした記憶はありません。何でも書面化するアメリカじゃ考えられない日本の実態ですね.....

買い取りの場合は後々のトラブルを避けるためにも、必ず書面化してもらいましょう!
■広告・出版業界で活動中のイラストレーターSenJ4のコラム by | comments(0) | trackbacks(0) |
実際のデザイン現場では....
広告&イラスト業界
さて僕自身、長年広告業界であらゆるタッチのイラストを描かされてきました。好きなものなんてそうそう描けません。仕事ですから。でも、その規制された枠の中で描く事を身につけると強くなれます。

《 実際の打ち合わせの一例...》

例えば、広告のイラスト制作を受注するとします。
担当はGデザイナーやアートディレクターです。デザイナーからはあなた自身のタッチでお願いされる事もあるでしょうし、タッチ見本を見せられて『こんな感じで!』と知らないイラストレーターの作品を目の前に出される事もあるでしょう。そして納期はいついつまで、という話で終わります。

で、打ち合わせが終わると、聞かれます。『おいくらでしょう?』
あなたはズバリと金額を提示しなければなりません。既に予算が決まっている場合は別です。
打ち合わせ段階で自分ならコレくらいの金額でなら引き受けられると言うギャラの交渉になります。

そこで、デザイナー側ではある程度の予算を組んでいるはずです。が、向こうからコレくらいで!と言う額はまず言ってきやしません。....と思っておく方がイイです。駆け引きですから。ここが難しいところですね。お馴染みさんになるとだいたいの金額が浮かんできますが、初めての場合はさっぱりでしょう。

心の中ではコレくらい欲しいと思っていても、これじゃ高すぎるだろうか?安く言っておかないと仕事がもらえないかな?....などと思ってしまいがちでしょう。新人さんは相場がわからないからです。
そこであまりに安い金額を提示してしまうと、後々良いように使われるハメになります。
『おっ♪意外と安く描くじゃん♪』
そして、納期は死んでも守る事!早く出来るのは歓迎されますが、遅れたらもうアウト!です。

それと、イラストだけではなくデザインのことも少しは知っておく事をお勧めします。流れが掴めます。
一番良いのは、いきなり学校出てから「イラストレーターです!」と言うよりも、デザイン会社なんかに入社して実際の現場を見て体験する事でしょう。アルバイトでも良いですしね。
出版社よりも実際の制作現場である広告制作会社の方が良いです。

《 本当に新人を使ってくれるの? 》

プロのデザイナーはド素人イラストレーターはなかなか使いにくいのが本音です。
ギャラの発生する時間の無い仕事を、いきなり経験の無い新人に任せる事は不安もあって出来ないからです。
でも、あなたの描いたイラストが目に留まる事も少なくありません。
『う〜ん、今度カットで使ってみようかな....』
そう、思ってくれるチャンスもあるはずです。

といっても、中には学生上がりのド素人でも安く上げるために使う人達もいます。
初めてのオシゴトに『いくらでもいいからやらせて下さい!』なんて言う人が多いのも事実です。
今のネット社会では全国からあなたのホームページを見てオファーを送って来る方達も大勢います。

特に数でこなす「デコメ」「フリー素材集」の制作には多くのタッチ(数量)を必要とするために、完成度が高いクリエイターだけを求めている訳ではありません。様々なタッチを集める事が目的なワケですから。

特にデコメの仕事は、一旦気に入られると継続して仕事を任せてもらえる場合が多いです。
100コ、200コと数をこなせばある程度の収入が得られるでしょう。

また「アバター」の制作依頼もある事でしょう。アバターはちょっと大変ですけど、バリエーション創りなど結構やってみると面白いですけどね。

ただし、オファーが来たからと言って喜んでもいられません。もし、あなたがプロとして一生を終える覚悟で生活して行く事を考えるとギャラの問題が発生します。

独身の場合は自分だけの生活を考えれば言い訳ですが、いつまでも一人で老いて行く訳じゃないでしょうから、家族が出来た事を考えると単価の安い仕事ばかりを請け負っていると暮らせませんよね。
大都市と地方では家賃・物価などが違いますから一概には言えませんが、最低でも月20万以上必要になってくるでしょう。つまり毎月20万〜は稼がなくてはイケナイ!という現実問題にぶつかります。
多い月はもっと稼げるでしょうし、ヒマな月はまったくダメ!というとても不安定な世界なのです。
ですから、仕事が来るうちに受けるだけ受けて生活を安定させなければなりません。

さて、毎月コンスタントにそんなに稼げるのでしょうか!?......次回へ続く。。
■広告・出版業界で活動中のイラストレーターSenJ4のコラム by | comments(0) | trackbacks(0) |
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