■ここは不定期更新のコラムがメインの隠れたブログなのであまりイラストは載せないんですが、
ギャラリーサイト《 illustclub.com 》 のTOPイラストが変わったので別バージョンで創ってみたので、
ここでどんなふうに創ってるかご紹介しましょう。
サイトのギャラリーにも全身とまでは行かないけれど このイラストの元バージョンが存在しています。
この《 Life Work 》の女性達は いろんなタイプの女性が登場する予定です。
私がその時に描きたいと思ったタイプの女性を描く訳です。
今回の《 Life Work 》の女性は ちょっとCoquettishlyな女性を目指して描いてみましたよ。
ま、コケティッシュって言うのは「なまめかしい」と言う意味だけど、ちょっとだけね。
私の場合はデフォルメするというより、リアル系のタッチです。
そして「可愛い」よりも「綺麗」な女性を描く事をメインにしています。なのでギャル系ではありません。
ま、個人的な趣味で綺麗可愛いタイプの女性が好きだと言うのもあるんですケド....(*'ー'*)/
最近はMacなどのPCだけで描く、特にillustratorで創るイラストレーターが増えていますが、特にこの手のベタ塗り系のイラストはタッチの個性を出すのが難しいですね。
ほとんどの皆さんはカタチを起こして 塗りのみにして作品を仕上げていらっしゃる方が多いような気がします。私はライン(描線)を生かしています。縮小画像だとわかりにくいですが、サイトのTOPをご覧になればよくわかります。
なぜ、MacなどのPCで描くのかというと あれこれ試行錯誤して作品を完成させるのに非常にラクだということ。目に見えて 変更や修正が容易な訳です。
特に私の場合は デザイン要素も入っているので、女性のイラスト素材をより生かすためにあれこれパターンを創ります。
イラストって もともと描いたものだけで完成作品とは言えず、デザインされて他の要素と絡んで初めて作品になると思うんです。イラストレーターになるならそういう意識を持って常に描くようにした方がいいと思います。
イラストレーションは雑誌や広告などに使用される事が本来の目的ですからね。補助的な役割を担う訳です。
※そうそう「illustrator」を使いこなすために▼こんな本もご参考にどうぞ♪
Illustratorベジェ曲線トレーニングブック プロとして恥ずかしくないIllustratorの大原則
《 私の描画・デザイン方法 》
■このシリーズは何を使って描いているかと言うと、「イラレ」と「フォトショ」の連携です。
illustratorでベジェ曲線使いまくってカタチを起こし そのままで使用せずに いったんPhotoshopに持って行きます。
illustratorはポストスクリプトのテキスト書類ですから解像度に依存しないので、Photoshopに持って行く時に解像度を指定します。
Photoshopのファイルにする場合、解像度は300〜350dpiに設定して創っています。
高解像度で創っておけば 印刷する時も綺麗な出力ですし、WEBにアップする時はRGBの72dpi低解像度に落としてWEB用に保存してやればオッケー♪
☆★ *Chips!★☆■Photoshopではモードを、印刷するならCMYKに。WEB用に創るだけならRGBのままでもオッケー。
● illustratorとPhotoshopの見え方の違い ●
RGBのモニター上でillustratorで見えているのは本来の見え方ではありません。特に線幅とシアン系の色。illustratorはCMYK表示ですし、印刷したら色も線の太さも違って見えたのを経験した方が多いと思います。
illustratorの方が線幅が太く表示されているはずです。
Photoshopに持って行くとillustrator上で見えているものより正確な色と線幅で見ることができます。つまり印刷した場合と近い見え方です。
今回のイラストはRGBで創りました。
素材の女性イラストを元に、どんな感じにデザインして作り上げるか試行錯誤の始まりです。
こういう時にMacなどのPCでのレイアウトがとても便利なんですよね。
アイデアが浮かんだら、レイヤーを使いまくって背景や文字など加えて色々とデザインしてみます。
この角版の中に素材を拡大縮小したりトリミングしたりして位置を決め、他の素材をレイアウトします。
背景を変えたり、文字も斜めに振ってみたり、色を変えてみたり....大きさのバランスを見たり。
また、さりげなくフィルターなどのエフェクトを使ってみたり(さりげなくが大事)。このレイアウト時がけっこう楽しい作業ですね。
こうしてギャラリーサイト《 illustclub.com 》 のTOPイラストとは別のデザインを創った訳です。
「illustrator」だけでなく「Photoshop」との連携をすると また雰囲気の違ったオリジナル作品が生まれますよ♪
⇒ SenJ4@管理人 (05/06)
⇒ 琉 (05/05)
⇒ SenJ4@管理人 (07/11)
⇒ びおびお (07/10)
⇒ (04/05)
⇒ SenJ4@管理人 (12/10)
⇒ びおびお (12/08)
⇒ SenJ4@管理人 (10/03)
⇒ びおびおですよ。 (10/02)
⇒ SenJ4@管理人 (09/19)