基本的な事柄ですが、以外と新鋭イラストレーターの方々で誤解、または知らない方がいらっしゃるようなので再確認の意味も含めて記しておきましょう!(^-^)
これは以前、アートリンクさせていただいている《ジャイラ》にも書いたことなのですが。。
画像データの作成をお願いされて、画像のサイズ絡みで悩んだことはありませんか?
質問:IllustratorのデータとPhotoshopデータでの350dpi(正しくはppi)の違い知ってますか!?
答え:ベジェデータ形式とビットマップ形式の違いですね。
ベジェデータは解像度に依存せず、ビットマップは解像度に依存します。
そこで錯覚するのが解像度、dpiの問題です。
( 正しくはppiですが、ここでは一般的に浸透しているdpiで統一します)
★dpiの意味はお解りですよね?1インチ四方の中にあるドット数(点の集まり)のことです。
解像度 は実際の出力サイズとモニタ上の見た目の大きさではまったく異なります。
実際の印刷の大きさ(出力サイズ)は 単にモニター上で原寸になっている大きさではないのです。
Photoshopの100%ビューは実際の印刷の大きさではありません!
◆通常、フルカラーのポスターやパンフレットなど、印刷する時の解像度によって
商業印刷の場合のPhotoshopデータは解像度300〜350dpiにするのが一般的です。
例えば、仕事で実際の印刷サイズが“350dpiで30×30cm”という指定ならば、
新規ファイルを作る時に
・画像の大きさを決めるウインドウで、まず幅・高さを30cm(プリントサイズ)にして下さい。
・始めにpixselで指定しないこと! pixelに直すと4134pixselになります。
・そして解像度は指定の350にし、画像モードはCMYK(4色)にして開いて下さい。
これでOKです。商業印刷の場合は高解像度でデータを製作しなければなりません。
WEBイラストは72dpiの低解像度でも良いんですけどね。
★新規ファイルは出力サイズ (cm)で作りましょう!
◆ちなみにメニュー「イメージ」から開いたファイルの「画像解像度」を観て下さい。
ピクセル寸法とプリントサイズが表示されてますね。
プリントサイズの解像度だけを200や150などに替えてみて下さい。
上のピクセル寸法の値だけが変化するでしょう?プリントサイズは30cm のままのはずです。
プレビューでプリントサイズを見ても幅・高さは変わってないはずです。変わるのはpixsel数だけ。
・解像度は、数値が低いほどドットが少なくなって印刷が荒くなります。
・高解像度だと緻密になる、印刷精度が高くなる ということなのです。
Photoshopで開く画像の縦横の実サイズは、変わりません!
解像度で決めてはいけません。
画像の縦横の「サイズ」ではなく「pixsel数」が変わるのです。
■始めて間も無い方がPhotoshopに関して良くゴチャゴチャになり、なかなか理解しにくい点なんですよね。
Illustratorデータであれば解像度に神経質にならなくても良いんですけどね・・・
今後photoshopの仕事をされるのであれば 解像度についてはよく勉強されることをお勧めしますよ。
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