今日は前回の「LINE Creator Market」でスタンプ・クリエイターに!?の続きです。
本音としてはあまり大きな声では言いたくないのですが・・・
僕がこの件に関してtwitterで、いったいどのくらいの報酬をゲット出来るのか?を記してみたのですが、
今までに無いほど多くのリツイート&お気に入り登録されてしまいました。(・・;)
潜在的スタンプ・クリエイターが数多くいる事が判ります。
学生さんたちはチャンスだ〜!と思ってらっしゃるでしょう。なのでもう少しズバッと書いてみます。
でも、もしクレームが来たら削除します。。
《 スタンプ・クリエイターの報酬に魅力はある・・・? 》
■結局、40個のスタンプと他2点合わせて42点の作品を作りますが、支払い報酬は売上の半分、50%です。
40個のスタンプ製作と言うのは、思ってるよりけっこう手間がかかるものだと思います。
その制作時間に見合った報酬なのかどうかは...あなた次第ですね。
一瞬、おぉ!売上の半分も貰えて儲かるぞ♪ と期待したイラストレーターやデザイナーもいるでしょう。
でも、実際は1点のイラストが1円・・・ですよ!? たったの1円!!ヽ(゚ロ゚;)
そんな超激安であなたの大事なキャラを売っていいんですか!? え?いいの...?
塵も積もれば....? そうですか。。では以下、本題へ移ります。
《 SenJ4が計算してみた報酬額の予想・・・ 》
■う〜ん、いやらしい!クリエイターなるものそんな金儲けを優先しちゃいかん!
・・・という、建前のお話はどこかに置いといて・・・(*'ー'*)/
既にtwitterでも話してますが、クリエイター報酬に関しての計算を少しみていきましょう!
★まず1セットでの単価計算です。
42個の画像一式で販売価格が100円。クリエイターへは売上の半分で、50円の支払になりますが、
実際は源泉所得税10%と復興特別所得税2.1%を併せて徴収されるはずなので、手元に来るのは約44円。
復興特別所得税とは、平成25年1月1日から平成49年12月31日までの25年間に生ずる所得について、源泉所得税の徴収の際に併せて徴収される所得税です。それを売上報酬の中から差し引かれてあなたの口座に振り込まれるわけです。実際の計算式は以下のようになります。
50円ー(10+2.1)%=43.95円 約44円です。
つまり、1点のスタンプを約1円で販売している事と同じになります。
★この金額にスタンプを購入された人数を掛ければ、だいたいの受取額がわかってきますね。
なので、
10人なら 44円 ×10人=440円
100人なら 44円 ×100人=4,400円
1,000人なら 44円 ×1,000人=44,000円
1万人なら 44円 ×10,000人=44万円!
10万人なら 44円 ×100,000人=440万円♪
100万人に売れたら、4,400万円の報酬ゲット♪♪です。
とは言っても、これが一気に入るのでは無くて、1ヶ月に売れた分だけ少しずつ入ってくるワケです。
印税と同じようなものですね。知らない内に口座に貯まってるってヤツ。う〜ん、甘い蜜...なわけない。
【 SenJ4はこう考える・・・ 】
■正直、広告業界の広告用イラストを長年描いてきた僕としては、1作品をたった1円で売る、という感覚は考えられないのです。この発表を聞いた時は、激安過ぎて、ひでぇ〜金額だな。と思いました。
販売商品のロイヤリティとして考えても・・・ね。
まぁ、Webの世界のイラスト価格って言うのは、本当にケタが違う激安価格も多いですからね。
僕としては、LINE側は30%徴収というのが妥当なところだと思いますけれど、人の手と目を使う審査に手間がかかると言うのもあるのでしょうから、敢えて良しとしときましょう。
でも試してみたい気持もしますね。それは世界に自分のキャラクターを広める可能性があるという一点です。
こう見えても、僕も結構いろんなキャラクター作ってきてますし、Tシャツも販売中だし・・・(^_^;)
このモバイル時代はスマホやタブレットを通してコミュニケーションを図るのが大半ですし、ネットでの情報収集もそうです。クチコミで拡散される頻度はかなり高いです。これを利用しない手は無いでしょうね。
今回の募集にはプロもアマも関係無く、審査に通れば販売出来るのですが、そうなるとやはり、すでに人気のキャラクターを持っている漫画家やイラストレーターのプロの方達が販売されたとすると、人気集中で販売数も上がってくるでしょう。
そしてLINEウェブストアの人気スタンプとして1ページ目に表示されちゃうと、その他のキャラクターが埋もれて行く........という図式が出来上がるわけです。App Storeのように。。
また日本だけでも5,000万人以上ユーザーがいるって事ですし、この企画のおかげでLINEユーザーも激増するでしょうから日本人相手だけでも良いのかもしれませんが、既に3億7,000万人ものユーザーがいると言う世界推進を目指しているLINEです。世界を相手に描いてみたいのなら、海外の人達が気に入るイラストと言うのは、日本人の感覚とは少し違うということも頭に入れた方が良いかもしれませんね。
そうそう、Adobe CCのBehanceのように世界を相手にアートを発信すると言う手もありますが、あちらはちょっと敷居が高い!と思ってる方も、LINEスタンプなら敷居も低くてウケるかもしれませんよね。
以前、イラスト描いてる学生さんが僕の事務所へ作品を見て下さい、と訪れてくれた事が何度もありますが、中にはセンスのある面白いイラストを描く人もいました。今回のスタンプクリエイター募集はそういう人達の良いチャンスになる事を願っていますし、ブランド力の無い無名のクリエイターたちの作品にも人気に火がつく事もあるかもしれません。当たれば、デカイ!かもしれません。
でも、それは極ほんの一握りだ、ということを忘れないでいましょう。
そして、くれぐれもお金もうけの手段のためだけにはして欲しくない気がします・・・
さぁ、あなたもトライしてみますか!?(^-^)
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