イラストレーターSenJ4のブログ■女性イラスト・水彩画・キャラクタ・建築パース/鳥瞰図・エアブラシなどGalleryでOver800点〜の幅広いタッチを掲載し、お仕事を承り中!素材集もOK♪
  
<< 水彩画の補正とデータ納品方法mainイラストレーターの確定申告 3 >>
著作権とオリジナリティについて
広告&イラスト業界
私たちがイラストを描いたり、写真を撮ったり、文章を書いたり、作詞作曲したり...というオリジナルの創作をした場合、《 著作権 》が発生するのはご存知ですよね!?
そして本人に無断で使用してはいけない事を。
日本ではこの《 著作権 》があいまいに解釈されている事が往々にしてあります。
今日はそんなクリエイターを保護する権利や業界の実態のお話など....。

まず、最初に私たちイラストレーターという職業は、好きな絵を描いてその絵を売って生活している画家(美術家)とは違います。
アートはアートでも純粋な美術では無く、商業美術の世界でイラストを描いている訳です。
商業美術=広告美術、つまり宣伝のためにクライアントから頼まれて絵を描いているコマーシャル・アートという訳です。そこで一番の違いは、

イラストレーターは作品をクライアントに売っているのではありません。

例えば、出版社からオファーが来てイラストを描いたとします。この場合、特別な買い取りの契約を交わさない限りは“その案件に対して依頼された作品を描き、クライアントにはその作品をその案件に1回だけ使用してもいいですよ”という使用する権利を与えるだけです。そして描いた報酬として使用料を得ますし、描いた作品も返却してもらいます。
つまり、クライアントがお金を払って“作品を買い取り”した事にはなりません。
中には「金払ったからこっちで好きに使ってもいいだろ」という、買い取ったという意識を持たれているクライアントの方達も存在しますが、これは間違っているのです。

イラストの作品には描いた時点で《 著作権 (出版権含む)》が発生し、描いた本人に帰属します。
なので無断で使用する事は出来ません。

《 著作権 について》

《 著作権 》は、『著作物を創作した時点で自動的に発生します』
つまり《 著作権 》は、プロもアマチュアも全く関係なく、著作物として保護され、創った人が著作権を持つことになります。
これは特許権などと違って、“著作物の創作”という事実をもって自動的に権利を取得できる無方式主義(権利の享有に際し、登録・作品の納入・権利の表示といった、いかなる方式も必要としないという原則)を採用しています。なお、この無方式主義は、ほとんど世界各国共通のルールになっています。また、著作物の原則的保護期間は、著作者の死後50年までなので無断で自分が創ったものとして無断で転載したり使用する事は出来ません。(※文化庁のHP「著作権」 を参考)
特にネットではあらゆる画像が氾濫しています。無断でそのまま使われてしまう場合も多々ありますが、その創作物を使って新たに利益を得たりすると賠償請求されるなど大変なことになります。

また、コレと同じものを「どこかで見たような....」「どこかで聞いたような....」「どこかで読んだような....」という覚えのある方もいらっしゃるでしょうね。

元の創作物をそっくり模倣・模写して、発表したりすると大変なことになります。これは「盗作」です。
ついこの間も、日本の某画家さんが海外の作品を真似して描き、さも自分の作品だと主張し、世間から非難を浴びましたよね。音楽でも小林亜星さんの曲が誰だかの曲に似てるということで訴訟問題にもなりましたし。。

《 オリジナリティ 》

どこかで聞いた事のあるフレーズの曲とか、どこかで見た事あるイラストとかって結構あるでしょう?
でも、オリジナリティは“先にやったもん勝ち(公に発表)”ですからね。
それまでは模倣して勉強してもいいんですよ。特に学生さんなどコレからイラストレーターを目指している方達は、元があってそれにイコライザーをかけてエフェクターでごまかしてもいい。
描いて描いて描きまくっているうちに 自分のものに少しずつなって行くはずです。
そしていつかはオリジナリティで勝負しなきゃイケナイ。

でも、そのオリジナルって言うのがそうは簡単に産み出せないのも現実でしょう。
だからそれまでは、あらゆるタッチに遭遇して自分でも描いてみなきゃイケナイ。

こんなの描けないよ〜!と言っていたらダメです。描いてみないから描けないだけであって、それは単なるワガママ、自己逃避でしかないです。描けないものは無いくらいになって下さい。バリエーションも増やして、自分の引き出しにたくさん詰め込みましょう!
仕事になったら 自分の好きなイラストなんて描ける事は稀ですから。

ただ注意したい事は、余りにも「個性的な作品」は 使われる機会・頻度が減ります。
ある一定期間は仕事も続くでしょうが、飽きられてしまう、という現実が待っているのです。
仕事で描くイラストは なんにでも使えるようなタッチが理想です。
基本的に暗いイラストは広告では使いにくいのです。商品と絡める場合が多いので 暗いタッチは使えません。

どちらにせよクリエイターな人達は「0」から「100以上」を目指してモノを創りあげていくのです。
そこまで完成させるのは時間はかかるし簡単な事ではありません。でも、例外な人もいます。

それは、かの有名な【小室哲哉さん】で、彼は作曲するのに4分〜10分で一曲完成させてしまうそうですね。つまりほとんどライブ一発で創って ガバッと稼いじゃう♪と言う、いわゆる天才の部類でしょう。
当然、フレーズって言うのは自分の曲癖のようなものがあって(ギタリストの手グセと同じように)、多くの曲を創ってるとメロディーラインが似て来てしまうものなのですけどね。ご本人もおっしゃっていましたが、小室さんのメロディにも多く見受けられますよね。(^_^;)
他人の曲でも8小節までだったかな?同じフレーズ(メロディーライン)を使っても著作権に引っかからない無いそうですけどね。
歌の場合は2〜3オクターブ程度の音階の中で オタマジャクシを数値的配置で組み立てて行くのですから、自ずと似た構造になるのは致し方ないところでしょう。
演歌なんてその典型です。似たような曲の多い事と言ったら....失礼しましたっ!(^_^;)

私も学生時代、そして社会人になっても音楽から離れられ無くてバンド活動を結構やってました。
その内、メンバー内の方向性が違って来て解散し、自分のバンドを持って作詞作曲&ギターでオリジナル創ってコンテスト荒らしみたいな事やったり、CDなんか創ったり。。それが唯一ストレスのはけ口にもなっていたんでしょうけど。もう過去の話です。

最後に、広告業界人には少し耳の痛いお話をしてみます。

《 広告業界の悪い風習 》


1契約書を交わさない口約束で仕事を受けてしまう。
2納入したデザインやイラストを、長期間・多媒体などの契約外の使いまわし。

広告業界ではよくありますが、新聞のチラシだけに使うイラストとして受けた案件だったのに、長期間にパンフレットや看板、TVのスポット広告など他の媒体に使い回しされる...と言う事もよくあります。
描いた本人は「チラシだけのはずだったのに...」と思いますが、最初の打ち合わせの時にどんな媒体に使用するかなど聞いていなかったり、契約書を交わしていない場合がほとんどなのでドーしようもありません。

その案件以外や他の媒体に同じイラスト使う場合、いわゆる「二次使用料」や「転載料」をクライアント側はクリエイターに支払うのが本当です。当然、既に描いたものですから使用料金は安くなります。

ここら辺が「全てに契約書を交わすのが当たり前」と言うアメリカなどと違い、あいまいな国の日本の悪い所だと思います。

3ある作家のタッチを真似させて描かせてしまう。

確かに、広告の業界でも似たようなデザインやイラストが存在します。実際、参考にしてアレンジしたりする事はよくありますし、この人のタッチで描いて欲しいと言われることは良くあります。
以前、不動産の広告でやたら流行ったイラストのタッチがあります。ある著名なイラストレーターの作風を真似て描かされた事があるんです。誰なのかわかる人はわかるでしょうね。

フリーの素材集でない限りは 同じイラストは使えませんし、そっくりそのまま模写して使用する事は盗作になります!
参考になるサイトがあります。ここでは多くの事例が載っていて、いかに多くの広告で著作権を無視した行為が行われているか 一目瞭然です。
詳しい事は▼コチラのサイトをご覧になって下さい。
→・《 ソックリ広告博物館 》
※私のブログもSPECIAL THANKSとしてリンクされています。
■広告・出版業界で活動中のイラストレーターSenJ4のコラム by | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
■ozakiさま
お尋ねの件ですが、コレはそのクリエイター自身で決める事でいくらという決まり事はないのが現状です。
自分で、どれくらいの料金なら転載を認められるかの判断をするしかないでしょうね。

でも、ヒントとしては制作物の10%〜30%の範囲で許可されているのが通常のようです。僕の場合は10%程度にしています。基本的に代理店などは30%ほどのマージンを制作物に課金してクライアントへ請求しているところがほとんどです。
が、あまり、儲けることを優先すると後の仕事に差し障りがあると言う事もお忘れなく。
【2007/03/06 7:52 AM】 SenJ4@管理人 |
二次使用料について。一般的には初回の何%くらいの料金になるのでしょうか?おおよそこれぐらいという業界の決まりごとみたいなのはあるのでしょうか?
【2007/03/05 12:26 PM】 ozaki |
コメントや質問があればお気軽にお書き下さいネ▼尚、承認制です。





 


SenJ4のコラムへようこそ!
広告業界のプロが新鋭クリエーターの
人達にお届けするお役立ちコラムです
体験談メインにズバッと書いてるので
現場に即した情報や内緒の話が満載♪
            
私のギャラリー《 illustclub.com 》には
女性イラスト・水彩画・キャラクターや
Tシャツ・4コマ漫画・建築パース...まで
Over750点の幅広いタッチが満載!
 
SenJ4イラストギャラリー♪
 お問い合わせもこちらから!

Mac好き集まれ〜のブログ♪




日本イラストレーター協会


SenJ4■メンバーNo: 945
アートファイルNo: 704


SenJ4のPortfolioの一部公開

ページランク

 → プライバシーポリシーについて
▼カテゴリ別に読む
▼最近のコラム
SenJ4のオススメ♪

 ▼なんと容量50GBにパワーアップ♪

ロリポップ!
イラストギャラリーに最適!
SenJ4のサイトもコレ♪安っ!
1GBの無料ブログ3つも作成可能♪
WordPress簡単インストール!



★チカッパプラン 登場!
120GB大容量で月額500円〜
マルチドメイン、SSH対応
5つの1GBロリポブログが付属♪
WordPressも設置カンタンだよ


▼オリジナルドメイン取らなきゃ!

検索窓に打ち込めば取得可能な
jp・com・net...などが出てくるよ!

申し込みもOK!SenJ4もココ♪



マイフィギュア
コレはリアルなフィギュアです!
写真から本当に驚くほどそっくりな
ミニチュア人形を創ってくれます♪



WordPressクイックインストール!
全てが揃った究極のレンタルサーバ、
さくらのレンタルサーバ ビジネス



大容量・高機能レンタルサーバー heteml
▲クリエイターも喜ぶ256GBの容量!
動画のストリーミング配信もできるよ!
作品集を創ろう!

MyBook
▲イラストや写真を自分でレイアウトし
高品質なフォトブックを作れます!
スライドショーの公開も出来ますよ〜♪



写真の共有も保管もここひとつで
●●●30days Albm PRO●●●
クリエイター必携の本
プロになりたい人への本
Special Books Shop
This is Best Buy♪

ワイヤレスキット・付属ソフトを標準装備で「Intuos Pro」として進化した!

wacom Intuos Pro large Lサイズ PTH-851/K0


イラストレーターに必須のフォトショとイラレが入った単体版ラストのスイーツ!

Adobe Creative Suite 6 Design & Web Premium Macintosh版 アップグレード版「A」(CS5からのアップグレード)


Mac OSとWindowsの両方でAdobeのクリエイティブツールが使える!

Adobe Creative Cloud 12ヶ月版 Macintosh版 [オンラインコード] [ダウンロード]

お役立ちLINKS
素敵サイト・リスト
 
 
 
 
 
 
RECENT COMMENT
 I'm illustrator
SenJ4のTシャツデザイン
▼Tシャツ・デザイン ギャラリー



ニャンコTシャツ
▼漫画家・野間美由紀さんオーダー



▼マクプー_MP01

▼マクプー_MP02

▼可愛いニャンコ大集合♪

▼愛まっくんPeople ※超人気!

▼愛まっくんPeople ※レディース用

▼まくぶっくんPeople
ARCHIVES
Powered
サイト内検索▼
os_brouse.jpg





PAGETOP